自分のキャリア振り返り①：まえがき 出遅れ大卒から年収1000万まで

というわけでそろそろ自分のエピソードを噛み砕いてお話できればと思います。でもちょっとその前に少しだけ前置きを…

他の成功者とは違い私は本当に凡人です。中学で虐められ不登校気味になり、対して偏差値も高くない高校では一年次から成績が悪すぎて留年仕掛けた挙げ句、大学にも行かず家出してフリーターをしていたような人間ですのである一面では凡人以下かもしれません。

ですのでこれまでの自分のキャリアアップのアクションが緻密に計算され、実現されてきたという訳では全然なく、あとから見ると「こういう面が結果的にうまく作用したんだな」といった振り返ってみて知るところが多いのが実情なので、ちょっとこの転職失敗だったかな…次どうしようかな、という段階に居る方の次の意思決定に有用な情報になれば良いかと思います。

ただ、一つ言えることは「これまでのどの転職も無駄な転職ではなかった」ということが言えます。そのくらい転職は自分のスキルアップ、キャリアアップにとって重要なアクションだと少なくとも実体験から見ると言えるかなと思います。現状はまだ転職市場は空前の売り手市場ですので転職そのものの難易度は下がっていますが、それでもやはりあまりにも回数を重ねてしまう、そしてそれに至った理由付けが弱い場合、転職市場では不利になってしまう可能性もありますので、そのあたりのバランス感覚は必要かもしれません。このあたりのバランス感覚も別記事にできればと思っております。

そもそもなのですがよほどのスーパーマンでない限り全てを緻密に計画だててその通り様々な事象をコントロールしながら着実にキャリアを伸ばしていくのはとても難しいことかと思います。業界の拡大、縮小、会社の業績、上司との相性などコントロールすることが難しい外的な変数がかなり多いのが仕事というものですし、また自分が経験を積む上で志向が変わることもあるかと思います。現在ネガティブに働いているその変数をてっとり早く改善する方法として転職という手段が存在するとは思いますが、やはり転職そのものにも様々な不確定要素、リスクがあります。実際私も「いい経験にはなってるけど、いい転職かは微妙だな」というケースもありました。このブログではそういった転職後のリスクを軽減していくコツも後々ご紹介できればと思います。

よって私の記事は「全てを長期的なキャリアゴールから逆算し日々のアクションを計画し着実に実行していきましょう」というものではなく、今ある環境からステップアップする上で転職はアリか、それとも現職に残るべきか、転職するのならどういう転職をするべきか、という点にフォーカスすることで皆さんが「今転職やキャリアに関して抱えている短期的な悩み」に対する意思決定のポジティブな糧になれればとても幸いです。

もちろん、長期的やキャリアプランを立てることも重要ですが、そこが絶対的ゴール出ない限り常にゴールは流動的でも良いと思います。ただしゴールの明文化やそこに辿り着くまでのアクションの策定は非常に大事ですし、わたしも朧気ながらなんとなく毎年やっています

まあ長年企画職をやっているわけでして、全ては目標から始まるわけです。でもその目標をたてることの訓練って普通に行きているとあまりされなくて、なんとなく外的なものにゆらゆらと流されながら行きていきがちですし、そもそも目標を立ててそれに向かって邁進！みたいな態度そのものもなんとなく「青臭さ」と取られ冷ややかに見られてしまうようなこともあるように思います。

実はちょっとした訓練で目標を建てるのがすごく楽しくなったりするのと、より目標達成まで効率よくショートカットや工夫することを考えるようになります。是非この目標設定の訓練に関しても別記事でご紹介したく思います。

さて、ちょっと話がそれましたが、自分のエピソードの振り返り方に関して、順番的には出遅れ新卒日系メーカー→人材紹介会社→外資系メーカー→現職の外資系サービスの順番で書いていこうかと思います

少し余談ですがそもそもなぜ「出遅れ」大卒なのかと申しますと、私自身実は高卒で家出してフリーター→教育関連の仕事を計3年ほどやっていたためです。正直一般的な新卒レールからそもそも外れて、出遅れているのでこのようなタイトルにしています。この点も「レールから外れた、キャリア乗り遅れた」というところからのリカバリを行う上でなにか有用な情報を提供していきたく思います。

また、面白半分記事にはなりますがフリーターで何をしていたのが、教育の仕事ってなにをしていたのか、というのも番外編でお伝えできればとおもいます。このあたりの仕事はいまのあと家出の理由も　笑

それでは次回から実際の会社での経験と転職に至るまでエピソードに入っていければと思います。

皆様台風大接近中ですので今日はネットサーフィンで過ごされている方も多いかなと思います。どうぞお気をつけて！

えぬ